ネット銀行は安全ですか?
ネット銀行に対しては、インターネット経由でのオンライン取引になるため、その安全性について不安な方も多いです。いくつかの種類の危険性について疑問を持っている方が多いようです。
~ サーバー記録に関する安全性 ~
通常の銀行とは違って、ネット銀行には通帳がありません。なので、銀行側でサーバーが壊れることなどがあった場合、預金のデータが消えてしまうのではないか?という不安を持っている方も多いようです。
けれども、ネット銀行に限らず、どの銀行もコンピュータで管理されているので、電子的なデータ管理というのは同じです。地震が来ても大丈夫なように設計されていますし、天災などで預金がなくなるということはまずありません。
ただ、「具体的にどこにサーバーがあるの?」というような事を聞いても、極秘事項とされているはずです。ひょっとしたら、テロの標的にならないよう、郊外の人目につかないボロボロのビルのなかに、幾重にも扉が閉ざされた中でサーバーが厳重に管理されているかもしれません。
大手銀行の場合、何千億という費用をかけてシステムを開発していますので、サーバーなどの安全性については、ほぼ問題ないと考えて間違いないでしょう。
~ 預金保護に関する安全性 ~
ネット銀行はわりと新規参入の企業が多いため、倒産した際に預金が保護されるのか?という不安もあるかもしれません。ただ、ネット銀行もペイオフの預金保護の対象となっていますので、1千万円までは保証されています。
なので、1千万円程度までは預金しておいても大丈夫といえるでしょう。
オフラインでの日本振興銀行は2010年に破たんしペイオフが発動されていますが、今の時代、どの銀行でも絶対的に安全というわけではありません。分散して預けておくことをおすすめします。
~ フィッシング詐欺に関する不安 ~
ネット銀行を利用する際、フィッシング詐欺については気を付けておいた方がよいでしょう。
フィッシング詐欺というのは、あの手、この手でログインIDやパスワードに引出し、知らぬ間に振込出金がされて残高がなくなっていた…というようなものです。一般的には、偽サイトなどで自分から情報を入力してしまうことで被害が発生します。
ATMで引き出す場合はキャッシュカードが必要になりますが、ネット銀行の場合は情報さえあれば、引き出されてしまうため、この面では通常の銀行と比較すると危険性が高いかもしれません。
ただ、保険などもありますし、何十にもパスワードを設定しておくなど、よく注意して利用すれば特に問題はないでしょう。
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